感動の瑞宝太鼓
昨日、今日のJDS(日本ダウン症協会)九州ブロック大会
仕事でばたばたしていて、本当に、会員なのにお手伝いできなかったのですが。
まだ、感動さめやらず、、、です。
(毎回、研修会や、ダウン症療育研究会に行くたびに、いろいろな感動はもらっていますが、親の会としての会は始めての参加なのかも、、、)
まず、先日の瑞宝太鼓。
音楽はきらいではありませんが、よほど好きでないと、ずーっと立ったまま10分以上聞いていて、ずっと聞いていたと思うなんて、通常ありません。まして、太鼓だけでこんなに感動するなんて、、、
何が感動?と言われたら、うまく言い表せないのですが、、、
演奏にももちろん、感動でした。
印象的なのは、同じ佐賀のダウンの子(もうお子さんではないけれど、私達親にとっては、皆、自分の子を思い浮かべるから)が、初舞台として、太鼓を叩いていました。
皆、ほぼ、同じ感想。自分の子が、そこで太鼓を叩いているようで、「泣いてしまった」。
他の子達もみんな、叩く。リズム感はいい子達なのだから、不思議ではないけど、初めてとは思えないように、叩く。
私もカメラをまわしてしまったけど、同じように、何人かが、カメラを出していた。
懇親会も楽しかった。
全体を通して、、、何度も泣きました。
会の中でも言及されていたけど、さんさんクラブにとって大切な人の死を何度も思い出したから。
実は、土曜日、会の準備と、案内などを最終的にメールしていて、それが終わって、娘の眠る実家に戻った。
眠りについて、1時間もせずに、患者さんの急変で呼ばれた。
患者さんは、1ヶ月前に見送った、ダウン症のママ先輩と同じ病気だった。
患者さんが苦しくないように、朝方まで、病院にいて、豪雨や雷で、明日(もう今日だったのだけど)の大会、大丈夫かな、、と思っていた。朝方、雨もやんだので、少し仮眠に帰って、病院に行った。
そして、最後を確認した。
そう、患者さんの死って、主治医にならないと分からないだろうけど、いつ来るのか、だいたいの予想はついても、本当に予測つかない。
患者さんは、私のほかの仕事(ダウン症関係の仕事)を全く知らない。今週末に大切な大会があるなんて、当然知らない。私は、この人が私がいないときに死んだら嫌だと思っていた。
そんなこと、知るはずないのに、本当に、(大会の準備に急いでいた)私を引き止めるように、それも、結果的に全く私の大会への業務に差し支えないように、かつ、この人が私がいないときに死んだら私が悲しむことを分かっていたように、亡くなった。
死亡確認をして、大会の準備に行って、また戻ってお見送りをして、、、、
瑞宝太鼓のことを教えてくれて、娘が生まれた時にはじめて元気をくれた人、見送った人と同じ病気だったから、思わずにいられなかった。
そんな中での大会で、随所随所に彼女が関係していて、、、、
(で、泣いてました)
ま~ったく関係ないけど、金曜日に、「昔、お母さんが胃がんであっというまに亡くなった」お子さんが受診された。その子が2歳の頃だって。もう17歳。
因果?縁?
私の父母は、今日の分科会で、就学期部門に参加して、彼女のお子さんの先生とかの話を聞いたそうだ。
昨日の太鼓を初め、感動して、母は太鼓の皆さん全員と握手していたそうだが、初めての世界ではあったようだ。(母は柔軟なのだけど、父は、、、)
でも、彼女の言うことを信じれば、「無理せずにやればどうにかなる」のかなあ、、、(いつも、主治医の先生と私に対して、「無理しすぎよね~」と、「もう少し、楽にすればいいのに」と言われてました)
すこ~し、充電して、また、がんばろっと。
2009-07-26 21:04
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